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数学が苦手だからとExcelを避けるのがもったいない理由

数学が苦手だからとExcelを避けるのがもったいない理由
以前「あなたのExcelが苦手な本当の理由」という記事で、
Excelを苦手・回避する行動心理などをお話ししました。
まだ読んでいない方は読んでみてください。
 あなたのExcelが苦手な本当の理由
さて、
今回の記事では前回の宣言通り
「Excelの残念ポイント」についてお話ししていきます。
↓↓前回ご紹介した残念ポイント一覧↓↓
「計算(算数・数学)が苦手で…」
「数字とアルファベットだけの羅列に拒否反応でちゃって…」
「表計算とかグラフとか、もう聞いただけで難しそうって思ちゃって…」
「マス目ばかりでどこを見ているかわからなくなっちゃって…」
「あんまりパソコンで計算とかしないんで…」

1つ1つその誤解はもったいないという
お話しをこれからしていきます。
全部詰め込んでしまうと長丁場になりますので、
今回は1つ目の
「計算(算数・数学)が苦手だから、Excelは避けたい」
に絞ってお話ししていきます!

「計算(算数・数学)が苦手だから、Excelは避けたい」

実にもったいない。
計算が苦手とはいえ、
細かい計算はExcelがしてくれます。
あなたはただ「こうしなさい」と
計算式を組み立てるだけです!
確かに複雑な計算式を使う場面もあるかもしれませんが、
基本的には足し算、引き算、割り算、掛け算で
計算できてしまうものが多いです。
電卓を片手に計算したあと、Excelに数値を入力していませんか?
一回で入力も計算も一気にしてくれたらと思いませんか?
Excelならそれができます。
入力、計算、計算式の保存。
どれもが一度にできます。
さらに、
ある程度計算のパターンを覚えておけば、
「計算が苦手!」という場合でも対応できます。
よくある計算パターンとしては、消費税の計算です。
では、ここで問題です。
正確な金額を求めるよりは、
計算式が思い浮かぶかチャレンジしてみください!
問1)1600円の商品の税込金額はいくらですか。
問2)1296円の商品の税抜金額はいくらですか。

さて、計算式は思い浮かびましたか?
問1の場合
計算が苦手な人の多くは、
「1600円の税込金額」と言われると次のように考えます。
1600円×消費税率(2016年5月現在なら8%)

計算結果の消費税(128円)+1600円

税込金額 1728円!

多くの場合、
このように考えると途中で面倒になってしまいます。
一方すっと計算できる人の多くはこう考えます。
1600円×1.08
(2016年5月現在の消費税率8%より)

さきほどより計算が楽にできそうです。
では税抜金額はどうでしょう?
問2の場合
計算が苦手な方の多くは「税抜金額」と言われると
思考が停止する方が多いです。
先ほどの税込金額ように掛け算をしてしまうと違う結果が出るし。
かといって8%(もしくは0.08)で割ってしまうと
とんでもない金額が出てしまう。
そこで計算が苦手じゃない人はこう考えます。
1296円÷1.08
(2016年5月現在の消費税率8%より)

あなたは前者と後者どちらのタイプですか?
これらを暗算でするかどうかは別として。
後者の方がスマートに条件反射的に計算ができます。
これが計算のパターンになります。
あとはどんな数であれ計算結果はExcelに任せれば出ます。
もしもあなたが社会人であれば、
よく使われる計算式というのはある程度決まっています
今回の消費税の計算式のように、です。
数学の微分積分、ルートの計算、
方程式のような複雑な計算をする必要はありません。
するべきなのは、
「こうしなさいよ」とExcelに指示を出すだけ。
しかもその指示はあらかた”決まったパターン”があります。
決まったパターンを使えば、
電卓とパソコンとの行き来をしなくて済み時間短縮になります。
ちょっとした時間短縮ですが、
ちりも積もればなんとやらです。
慣れれば慣れるほど、
あなたの作業効率はどんどん上がっていきます。
試しにExcelを開いて次の計算式を入力してみてください!
もしくはそのままコピーして貼り付けてもらってもいいです。
入力、または貼り付けた後、
Enterキーを押せば計算結果が表示されます。
▼ 問1の計算式
 =1600*1.08
(1600円の税込金額を出す計算式)
▼ 問2の計算式
 =1296/1.08
(1296円の税抜金額を出す計算式)
ちゃんと1728円と1200円と出ましたか?
今回の消費税の計算であれば、
税込金額 ⇒ 税抜金額 × ( 1 + 消費税率 )
税抜金額 ⇒ 税込金額 ÷ ( 1 + 消費税率 )

というのが決まったパターンです。
数学が苦手というのは
Excelを使うにあたり
実はあまり関係がありません。
計算パターンを知り、
その計算式をExcelに入力する。
そうすれば、あとはExcelが結果を出してくれる。

使い方はとてもシンプルです。
シンプルかつ早く結果が出ます。
その反面、
「難しそう」
「ちゃんと数学をわかっていないと使えなさそう」
といった”誤解”も生じてしまうのが残念ポイントです。。

そうやって生じた誤解によって
Excelを使わないというのは、
非常にもったいないことが伝わりましたでしょうか。
え?
毎度毎度手入力で計算式を組み立てるのが面倒くさい??
安心してください。
実はExcelでは毎度必ず手入力で計算式を組み立てるというわけではありません
これについては、別の記事にて詳しくお話しします。
今回以外の複雑な計算でも、
あなたが頭で考えるより早くExcelが
結果をはじき出してくれます。
さらにExcelには
より複雑な計算を自動で行ってくれる
関数』と呼ばれる機能があります。
関数に関しては、
【 IF関数で快適に書類作成|Excel 関数の利用から活用法まで 】
という記事に詳しく書いています。
「関数ってなに?」と思う方は、ぜひ読んでみてください。
 IF関数で快適に書類作成|Excel 関数の利用から活用法まで
よく使う計算パターンを知って、
あなたの作業効率をグンッと高めてしまいましょう!

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