こんにちは、イノウエです！
今冬最大の”大寒波”がやってくるという中、みなさまいかがおすごしでしょうか。
わたしの救世主は貼るカイロですね、心強いです。
さて、以前【行方不明データの検索のコツ 前編】をお届けいたしました。
まだ前編を読んでいない方はぜひ読んでみてください。
　【　行方不明データの検索のコツ　前編　】
今回は【行方不明データの検索のコツ 後編】です！
探す方法はわかりましたが、今回は行方不明のデータを探す”もうワンステップ上”のコツを解説です！
前回と同様に、文章内ではこれ以降保存したデータのことを「ファイル」と表記します。
【目次】
１、ファイル名がかなりうる覚えのときの助っ人”ワイルドカード”
２、”ワイルドカード”の種類と意味
３、”ワイルドカード”を使った探し方
（クリックすると各項目へ移動します）
では以下からスタートです！

１、ファイル名がかなりうる覚えのときの助っ人 ”ワイルドカード”

ここまでで行方不明のファイルを探す手段がわかりました。
しかし、いくら一部分のファイル名でも大丈夫とはいえ、とびとびのファイル名しか覚えていない場合にはどうしましょう。
例えば、「ファイル名に…数字を入れてて…名前は…なんか基本とか基礎とか入れた気が…する…」といった場合です。
部分的には思い出せる、それでも長いファイル名の間がすっぽぬけてしまって思い出せない。
そんな時に利用するといいのが、”ワイルドカード”と呼ばれる記号です。

２、”ワイルドカード”の種類と意味

”ワイルドカード”の種類は複数ありますが、今回は数をしぼって２つだけご紹介です。
一つ目、「?（半角疑問符）」。
これは「任意の１文字を検索する」時に使用します。
二つ目、「*（半角アスタリスク）」。
これは「任意の0文字以上の文字列を検索する」時に使用します。
とても意味が分かりにくいですね。先ほどの「?（半角疑問符）」が１文字しか探せないのに対して、今度の「*（半角アスタリスク）」は0文字であろうと、複数の文字であろうと、間を補って探す際に使用できます。
詳しい使用方法は次で解説です。

３、”ワイルドカード”を使った探し方

さて、使う記号は分かりました。そこで今度は”ワイルドカード”を使った探し方です。
探す際の各記号の使い方は以下の通りです。
※ 画像にうつるパソコン画面はWindows7です ※
ウィンドウなどの検索ボックスに探したいファイル名の一部分を入力します。
「?（半角疑問符）」の場合
「?（半角疑問符）」は任意の一文字です。今回は検索ボックスに「ファイ?検索」と入力します。

【　検索結果画面 「?（半角疑問符）」　】
黄色くなっているのが検索ボックスに入力した文字です。
間の「ル」だけが色がついていないのが確認できます。
このように、「?（半角疑問符）」を使用すると、「なにかしらの１文字を代入した結果」が表示されます。
「*（半角アスタリスク）」の場合
「*（半角アスタリスク）」は0文字以上で任意の複数の文字です。今回は検索ボックスに「*検索用」と入力します。

【　検索結果画面 「*（半角アスタリスク）」― ①　】
黄色くなっているのが検索ボックスに入力した文字です。
先ほどの「?（半角疑問符）」と異なるのが、「検索用」という言葉の前に何も文字がなくてもOKというところです。
つまり、「*（半角アスタリスク）」を使って検索をすると、「0字でも何文字でも代入した結果」が表示されます。
次は検索ボックスに「ファイル*用」とサンドウィッチのようにはさんだ形で入力します。

【　検索結果画面 「*（半角アスタリスク）」― ②　】
さきほどまでの画面と異なり、検索結果画面で文字が黄色くなりません。
しかし、「ファイル」と「用」が名前に入っている検索結果を表示しています。
この場合2文字分を「*（半角アスタリスク）」がなにかしらの文字を代入した、と考えられます。
「?（半角疑問符）」と「*（半角アスタリスク）」との大きな違いは、文字数指定できるか否かです。
「?（半角疑問符）」を３つ入力しておけば、「なにかしらの３文字分代入した結果」を表示するようにできます。
一方、「*（半角アスタリスク）」は文字数の指定ができません。
前編と後編にわけてお届けしました、「パソコン内での行方不明データの検索のコツ」はいかがでしたでしょうか。
ちょっとしたテクニックを知っていると知らないとでは、作業時にかかるストレスの度合いは大きく違います。
今回のコツは行方不明といかなくても、「ちょっと色々な箇所を探すのが面倒だな」というときに使用するのもありです。
今回ご紹介した２つの記号を使い分けてストレスフリーなパソコンライフを★